CFO実務の備忘録
本日、AmazonJapanのCFO宮増さんが一個人としてお話をするというので聴いてきました。備忘も兼ねて、つらつら書き連ねておきます。単語だけのところもありますが、興味があればこの単語は何を表しているんだ?と訊いて下さい。
あまり役に立つ内容というわけではありませんでしたが、、、
・日本人が苦手な双方向コミュニケーション
双方向のコミュニケーションを日本人は得意としない。双方向コミュニケーションとは、3つのプロセスからなっており、①自分自身の考えを持つ ②自分自身の考えを発表する ③自分自身の考えを理解してもらって動いてもらう これら3つのプロセスすべてができて初めて、双方向のコミュニケーションができているといえる。
・CFOの仕事で明確に定義されているのは罰則規定だけである
普遍的、具体的役割(Role&Responsibility)の定義はなく、対外(株主等)への報告についての罰則規定で制定されている。米国においては、Sarbanes-Oxley Act of 2002, Sec. 906 - Corporate Responsibility for financial reports(White-Color Crime Penalty Enhancements)で、日本では商法や証券取引法で規定されている。
そもそも、Sarbanes-Oxley Actが制定されたのは、アメリカ1990sのハイテクバブルに端を発する。90年代初めにハイテクバブルが起こり(シスコシステムズの株価収益率(PER)200倍にもなった)、企業間競争が激化していった。その中で四半期決算結果の最大化やEPS(Earning Per Share)至上主義へつながっていった。90年代末にはハイテクバブルがはじけたものの、株価至上主義はたやすく変わることもなく、不正に不正を組織ぐるみで行い、アメリカ史上最悪の破綻、エンロン・ワールドコム・アーサーアンダーセンの事件が起こった。これらの事件を踏まえSarbanes-Oxley Actが制定されることになった。
Sarbanes-Oxley Act of 2002 は主に、公開会社会計監視委員会 http://www.pcaobus.org/ の設置(Sec. 101)、監査の独立の強化(Sec. 201)、会社の責任の明確化、強化(Sec. 301)などなどが規定されている。
・Code of Conduct & Business Partnership
このような環境下で求められるCFOの役割は、Code of Conduct & Business Partnershipである。Code of Conduct としてはObjectivityとIndependence、Due Care。Business Partnership としてはTax planning ,Cash flow improvement, Restructuring, M&Aなどの提案も求められる。
・取締役会の権限
日本では取締役兼使用人が多い。対して、米国は社外が多い。
・CFOの役割
(Compliance)
Finacial Accounting
AR,AP,PP&E→General Ledger→Consolidation Inter-company M&A
Legal
Legal
Taxation
Loacl Taxation, International Taxation
(Profit Generation)
Managerial Accounting
Forecast, Profit Increase, Cost Accounting
Investor Relationship
Forecast, Reporting
Cash Management
Cash Management, Bank Relationship
・M&Aでの役割
Financial Accounting
F/S、デューデリ、企業評価、買収方法、のれん、リストラコスト、ERP
Managerial Accounting
DCF、ROI、シナジー
Taxation
NOL(Non Operation Lease)
Cash Management
銀行交渉、ローン
Legal
CC、労働法、反トラスト法
HR
組織、リストラ、インテグレーション
・まとめ
①個別理論の習得
②プロセス、システムの理解
③①、②を多国籍化
④判断、調整、実行
以上
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